アルコール・薬物依存

拒食症も過食症も、原因は心の中にあり、心がすっきりしない限りは、ストレスを抱え続けることに
なります。

こういったストレスから逃れるために、アルコールや薬物に走る人もいるようです。

過食症が経済問題を引き起こし、万引きに発展するケースがあることは前述通りですが、ここでも
「ストレス発散」ということが、重要な鍵となります。

また単純に、「ドラッグをやっていると、食事のことを忘れられる」ということも、大きな理由に
なっているようです。

確かに、拒食症も過食症も、自分で食事内容や量をコントロールできないという意味で、自己嫌悪や
ストレスの対象になるでしょう。

溜まったストレスは、むしろ発散させるべきです。

しかし、アルコールや薬物には、その名の通り「依存」性があります。

その依存性や中毒性が高くなってしまえば、それだけ断ち切るのも難しくなるのは、お分かりに
なるかと思います。

更に、その依存度が高いほど、依存症克服の過程で、強烈な離脱症状に悩まされなくてはなりません。

もし、この離脱症状に耐えられずにドラッグに戻ってしまったら、薬物によって脆弱化した体が更に
弱くなり、感染症などにもかかりやすくなります。

また、致死率が高くなることも、忘れてはなりません。

摂食障害を理由にこのような依存症になってしまうことは、結局何の解決にもならないのです。

摂食障害の基礎知識

拒食症の症状・行動

過食症の症状・行動

摂食障害全般の症状・行動

摂食障害の原因

新たに誘発される障害

摂食障害の治療法

自分でできること

ファッション業界の拒食症問題

摂食障害トピック

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