うつ

「抑うつ症状」「うつ病」とは、単なる気分の落ち込みではなく、専門家による治療が必要な、
重大な病気です。

そして、摂食障害の合併症として、うつ状態も発症することがあります。

「うつ」とは、断続的な心の疲れがあることです。

そして、その症状は、最低数ヶ月は続いています。

うつだと、自分の抱える問題が解決すれば治る、という問題とはわけが違い、脳の伝達物質に
異常が起きている状態なので、専門家による治療が必要になります。

ここでいう「うつ状態」は、摂食障害にまで発展した、歪んだ体重への価値観、そこから来る
苦しみが、うつ状態に拡大される、という解釈でいいと思います。

うつを放っておくと、脳内の異常が正常に戻ることはなく、悲観的考えが駆け巡るだけになって
しまうので、自殺にも繋がります。

摂食障害により自己嫌悪に陥り、苦しみ、その結果として、脳内にまで異常をきたしてうつに
なってしまったら、「摂食障害」と「うつ」の両側面からの治療が必要になってくるので、
その克服への道のりが、いかに険しいものになるか、想像するに難しいことではないでしょう。

「うつ」と診断されていない摂食障害患者にも、基本的な心の病を考慮して、抗鬱剤が投与されますが、
これは言うまでもなく、うつ状態の人にも効果的です。

但し、薬物療法以前に、自分の価値観を改めることが、何よりも完治への近道になると言えるでしょう。

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