過食症とは

過食症とは、自分の食欲以上の食べ物を摂り続け、その自己嫌悪から、嘔吐などを繰り返す状態です。

過食症状がある人の判断基準になる体重もまた、標準体重の80%だと言われています。

ですから、拒食症も過食症も、考え方に何かが起き、そのことで病的に痩せていく、ということは
共通して言えることです。

過食症の人の場合は、自分が何故そんなに食べるのか、全く理解できない状態で、ひたすら
食べ続けます。

それは、特定の好みのものを食べ過ぎることとも、ながら食いで結果的にカロリーオーバーする
こととも違います。

過食症の場合は、いわゆる「過食の時間」というものがあり、その中で、集中的に食べ続けます。

パンなら、最低2斤、ご飯なら最低7,8杯という風に、とにかく普通では考えられない量を一気に
平らげるのです。

そしてその後、大抵は「食べてしまった・・・」という罪悪感から、何かしらの手段で、
摂取したものを排出しようとします。

一番多いのが、無理やり戻すことで、「過食嘔吐」という呼称もあるくらいです。

このような行動は、結果的に、食べ過ぎた分だけうまく外に出すだけでなく、必要摂取量までも
失ってしまうため、病的に痩せていきます。

しかも、過食した分を、嘔吐などで自分なりに解決したという思いがあるので、自分が過食症で
あることに気付くことは難しく、やはり周りの人が先に気付いて、医療機関の受診を施すことに
なります。

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