友達との食事の場で
自分がどんな状況に立たされても、必ず味方になってくれる友達がいれば、本当に有り難いことです。
そういう人と、気分転換に外出してみるのもいいでしょう。
外出先では、レストランや喫茶店に立ち寄ることもあるかもしれませんが、そこでは、せめて
その場の雰囲気を楽しむだけでもいいと思います。
無理に食べたりする必要はなく、むしろ友達に自分の状況を説明する、いいチャンスと捉えることが
できます。
但し気をつけなくてはならないのは、アルコールの摂取量に関してです。
アルコールは気持ちを高揚させ、自己抑制を鈍らせます。
たとえ友達にお酒を勧められても、飲むべきではありません。
友達との会食では、リラックスすることもあるでしょう。
そこで気持ちが大きくなりすぎて、「今日くらいはアルコールも良しとしよう」と考えてしまうかも
しれませんが、そこからアルコール依存が始まる可能性があります。
ただでさえ、摂食障害では、食生活の管理を自分一人ですることが難しい状態になっています。
その上、自分一人の判断で依存度の高いものに手を出してしまったら、それがきっかけで、歯止めが
きかなくなる可能性が生じます。
ですから、どんな人といても、アルコールだけは避けましょう。
そして、そこで「No」と言えること、つまり飲酒の勧めを断ることができたら、新たな自信に繋がると
思います。